スポーツをする上でいちばん大切なことは「継続する事」と私達は考えています。（継続は力なりとも言いますしね！）

つまりは、「継続することが出来ない＝練習・トレーニングが出来ない」という事です。 この「練習やトレーニングが出来ない状態」になる事を防ぐ為に、普段の練習と並行してフィジカルトレーニング・コンディショニングを行う事はアスリートだけでなく、一般のスポーツ愛好家の方にも必要なことのので、もっと広く普及されるべきものと考えています。

というのも、私自身がフィジカル向上による競技パフォーマンスUPとコンディショニングによる怪我の頻度減少・疲労回復による練習・筋トレの質といった身体の変化をとても実感しているから。

私事ではありますが、現在ブラジリアン柔術を趣味で嗜んでいます。これまでスポーツは野球や自転車競技の経験はありますが、格闘技経験無く、全くの未経験から始めました（格闘技観るのは好きでした）

ブラジリアン柔術は、分かりやすく例えると、柔道の寝技だけで戦う競技です。 組技競技ですので、やはりフィジカルに関しては、無いよりはあったほうが良いと思い、ジムでの筋トレを開始しました。始めてから４ヶ月ほど経過した頃からでしょうか、今まで明らかに楽に戦えるようになってきている実感がありました。 格上の方とのスパーリングですともちろんしっかりとやられてしまうのですが、同世代の方と戦う時に力負けしなくなりました。あと、戦う際に力負けしなくなったこともありましたが、筋力がついたことで、怪我も減りましたね。ですので、今ままでコンスタントに練習も筋トレも出来ています。

こういった身体や技術の上達や変化が楽しくて、ブラジリアン柔術はもちろん、筋トレにもハマり、好きが講じて、現在トレーナーとなり、柔術もトレーニングも楽しく続けています。

私は以前は鍼灸整骨院に勤務していましたので、予防やケア（＝コンディショニング）の大切さは分かっていましたので、これまでの経験にトレーニングの大切さも痛感した事で、トレーニングとコンディショニングを掛け合わせていくことが重要だと考えるようになり、現在に至ります。

私の経験から感じたことは、「練習・トレーニングが出来ないのと、練習・トレーニングを休む事は違う」ということです。

前者は休まざるを得ない状況で、後者は休息を取るという選択を自らの意志で行っています。 この後者になるためには、やはりコンディショニングが必要になります。コンディショニングは、身体を良い状態に持っていくためのコレクティブエクササイズを行ったり、ストレッチなどを実施します。

また、身体の良い状態をキープするためのエクササイズをしたり、身体を休めることで疲労を溜めすぎないようにします。動かすだけでなく、身体を休めることもコンディショニングになります。